DTM界のテクノロジーの進化 -1-
こんばんは。
テクノロジーの進化に伴って、音楽やパソコンの世界も随分と様変わりしましたね。
身近なところでは、音楽を聞く時にストリーミングでハイレゾなんて想像もしなかったのですが、今となっては当たり前のように手のひらで再生して楽しめる時代です。
PCやMacはどんどん処理能力が向上し負荷のかかる作業も高速化して、記憶させるメディアの単位はT(テラ)なんて当たり前になっているくらいです。しかも記憶した音楽や映像などデータファイルをワイヤレスでどの部屋からでも、更には外出先からでもアクセスできるようにするNAS(ナス)というシステムを自分で構築する事だって出来てしまう世の中になりました。
(拝まないテラと、食べないナスが出てくる事。これこそ想像もしなかった....。←ってオヤジギャグはスルーしてくださいませ)
これらは私達の生活をジワジワと変化させ始め、そして約20年前と今とでは大きく違ったものになったものになりました。
それらの単位や新製品発表などで、当初は驚いていたかもしれませんが、今となっては普通に使っているものばかりで意識せずに生活の一部になっている感があります。
昔の話をしますと、私はDTMを約20年前にやってみた事がありました。
幼少期からエレクトーンとピアノを習い、メカだの機械が好きで、小室哲哉さんや浅倉大介さんに憧れたのが影響しています。
当初使用していた機材はYAMAHA 76弦クラビノーバをMIDI out 用キーボードとして、YAMAHA MU-50を音源にそして、Apple computerのMac performa 575 を繋いだものでした。
音源は16トラックでした。そしてMacのハードディスクが確か150MB、RAMは増設して8MBだったんです。
それでも、当時は私的には最高の体験ができました。
色んな楽器が、バランスをとりながら別々のパートを再生出来る事に感動したものです。
そして、インターネットも一部の家庭でしか繋がっておりませんでしたので、やり方を手軽に調べたり、YouTubeで見たりすることはできませんでした。
町の本屋さんで参考書を買ったり立ち読みしたり思考錯誤しながら、どんどん作曲をしたのを覚えています。
今思うと、何じゃこりゃ!?っていうスペックですよね。でも、あの時代が懐かしいですねぇ。改めて文字にしてみて石器時代クラスの昔話をしてる感覚になりました。(←大げさ)
次回は現在の話を書きます。
てはまた。