DTM界のテクノロジーの進化-2-
私が20年前にDTMという事をやり始めて5-6年は続けたでしょうか。
やがて、エレキギターの歪んだ重い音とアコースティックギターの哀愁を醸す音の魅力にハマり、それからバンドの生音、グルーブこそ音楽だ!と完全に生音派へ転向。
DTMの世界から離れたいとの思いから約14-15年間なるべく情報を入れなかったのです。
当時のDTMは、いわゆる機械の音。
明らかな打ち込み感が出ていました。
フレーズに表情をつけたいが為に、音符ごとベロシティ(演奏させる強さ)を強弱つけて打ち込んでみたり、ビブラートやピッチシフトなど駆使してみても、生音のそれには到底及ばず、綺麗すぎる音で、迫力が出しにくかったのです。
当時の私にとってDTMでは、学生特有のパッションから出でくるエモーショナルな表現が出来ない事が一番の原因で、ギターでバンドというカタチに傾倒していきました。
今日はこの辺で失礼します。 ではまた。