DTM界のテクノロジーの進化-3-
こんばんは。暫くブログ更新をしていなかったApogee(アポジー)です。
前回更新から1年以上経過してしまった今回は、いよいよタイトルの核心に迫りたいと思います。
約20年前のDTM(学生のお小遣いで賄える範囲で)は、いわゆる打ち込み感がどうしても出て、軽薄なサウンドになりがちでした。
10代だった私は、もっとアグレッシブでエモーショナルで良い音を求めた結果、歪ませたギターの音を轟かせた生音のバンドスタイルに傾倒していくことになります。ジャンルはメタル、パンク、ハードコア、オルタナティブ、ミクスチャーなどです。元気が有り余っている音が心地よかったのです。
こうなると自然とDTMから離れていきました。
ところが、最近のDTMはどうも様子が違うことに気が付きます。
なぜなら、コンピューター本体の処理能力と、記憶容量が大幅に向上したので、サンプリングレート(録音した音の質)が高い、良い音(豊潤な音)のままDTM上で操れてしまう。
しかもコンピューターの能力が許す限りトラック数も無制限。
その音を処理する為に往年のエフェクトラックやモジュールを使いたいと思うなら、それらをコンピューター上で再現できるプラグインが存在しているので、自分の曲を、ストリーミングや音楽CDで聴き慣れているプロの音に仕上げる事もできてしまう。
それでいて、それらのプラグインは実機の10分の1やら100分の1程度で購入可能で、それらをそれぞれのトラックに挿して良い音を更に良い音に作り込む事も出来ちゃう事に気付いたのです。
これが何を意味するか。
自宅にプライベートスタジオを持つ事も、夢ではないという事です!!
しかも省スペース、かつ低予算で!!
今日はこの辺で失礼します。 ではまた。